ひとつ、レンズの噂(リーク)話を挟んで、
こちらの続き、「
Dry Falls」(ドライ・フォールス)からの様子、最終エントリーをお送りします。
この「
Dry Falls」でのトレッキングそれ自体の話や写真は、
第四回までで、ほぼ全て紹介し終わったので、トレッキング関連のお話はもうないのだけど、今回は、
第一回に
紹介した写真(
←クリックで画像が見れます)を撮った場所のことと、「
Dry Falls」を含む「Sun Lakes-Dry Falls State Park」(サン・レイク-ドライ・フォールス州立公園)のことなどを少し紹介して最終回にしたいと思う。
シアトルから東に車で3時間半ほど走った場所にあるこの「Sun Lakes-Dry Falls State Park」は、「
Dry Falls」をはじめ、大小たくさんの湖と川がある(
左の地図参照)。
シアトルからここに来る場合、左の地図(
クリックで大きい分が見られます)の左下の方からやって来ることになるので、「
Dry Falls」は、最後の方に出て来ることになる。
なので、途中にある数々のスポットを立ち寄りながら進み、「
Dry Falls」を“メインディッシュ”にしてもいいと思し、
第一回に
紹介した写真を撮った展望台がこの公園に沿って走っている道(
地図に載っている17号線)沿いにあって、わざわざハイクをしなくても、その展望台から「
Dry Falls」の全景が見られるので、一気にそこを目指しても(又は、それだけを楽しむ目的でここに行っても)どちらでもいいだろう。
とりあえず、地図を見ての通り、かなり広い公園なので、行く前に、どこに行くのか、どういう順路で巡るのかということは考えておいた方が良いいと思う。
こちらがその展望台の入り口。この看板の向こう側に駐車場があって、左右視界の限り広がるパノラマが見られる様になっている。
ここには、こんなちょっと変わった形の「VISITOR CENTER」が建っていて、トイレやお土産屋さんは勿論、「
Dry Falls」の歴史や地学的な知識を学べる施設が入っている。
少し暗いのと、ところどころメンテナンスされていない感じというか、若干さびれた感じがあったのが残念ポイントだったけれど、左の写真手前に写っている様な模型をはじめ、“地球史上最大”の滝があった場所に関する地質学的な話や、ここに水が流れていた当時のイメージ画があったり、それらをまとめたビデオを上映するミニシアターがあったりして、色々なことを学べる施設になっている。
こういう施設は、アメリカの国立公園や州立公園の「VISITOR CENTER」にはよく設置されているのだけれど、そのほとんどが無料で見ることが出来る(
公園自体に入場料が必要な場合もある)のは、税金の使い方として非常に正しいと思う。
実際にその大地に立って、歩いて、感じて、をするのもすごく素晴らしい体験だけど、こういう施設で色々学ぶのも大事だと思う。何より、実際に目にした、感じたその大自然がどういう経緯でそういう形になったのか、どの様な歴史を持っているのか、などということを知るのはとても楽しい。
残念ながら今回はそれらの“勉強”をしている時間がなかったので、展望台からの風景を楽しんだ後、ここでレンジャーにハイクに関する情報を聞いて、さらっとこの学習エリアをのぞいただけですぐにこの「VISITOR CENTER」を後にしなくてはならなかった。
3時間半はそんなにびっくりするほど遠く無いし、行ってから知ったことだったのだけど、夏にはここでバケーションを過ごせる様になっている様だったので、是非また行ってみたいなと思う。
…ということで、地球の歴史において最大とされる「
Dry Falls」の紹介を終わろうと思うけれど、いかがだったでしょう?滝が流れていない滝で、その滝壺にあたる場所を歩くというのは面白かったし、壮大な大地の中を貸し切り状態で歩くのもこの上なく気持ち良い経験だった。
且つて想像すら出来ないほどの水量を誇った“枯れた”滝、「
Dry Falls」。
地球にはまだまだまだまだまだまだ、まーだまだ面白い場所がありそうだ。
*写真はクリックすると大きいサイズがポップアップします。
All) [ K-7 + PENTAX-DA★16-50mm F2.8: AWB, Av mode, SR on, JPEG ]
*
Taken in 6 mega JPEG. Retouched and Resized with iMac + Photoshop CS4
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