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Alaska - Day 6: Arctic Circle -11- 【Finger Rock by K200D】
前回のエントリーでは、「K-7」で撮影したFinger Rock近辺の写真を掲載しましたが、今回は“2台体勢”で同時に使用していた「K200D」で撮った写真を紹介したいと思う。

体感的な寒さは「立ってるだけで死にそぉおぉぉお〜〜!」という様な物ではなかったものの、確実に体温が奪われているのを感じ、途中でレンズを交換する余裕もなければ、それをして機材が大丈夫なのか考える事すら馬鹿げている様な環境だったので、前回の写真は全て、「K-7」に、「DA16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM」を使用しており、今回の分は、「K200D」に、「SIGMA 10-20mm EX DC」をマウントしての撮影となった。広大な風景だからという理由で両方に広角寄りのレンズをマウントして失敗したかな?とも思うけど、現場ではそれこそそういう細かい事を考える余裕は無かった。

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見渡す限りに広がる、“雪の砂漠”と呼んで言い過ぎでない光景。

写真の丁度真ん中に「Finger Rock」が見える。






正直な感想として、車を出てすぐに顔表面が凍てつく感覚を覚えた。「うあ、これはさすがにやばいかも」と思った一番の理由は風。マイナス30℃を余裕で下回る(その時点で温度計はマイナス38℃と表示していた)中、これまで立ち止まったどこよりも風が強かったので、体感温度はさらに低かったろうし、風というのは体温を奪うから、直感的に、「ヤバい」と思わせられたのだろう。とにかく、さっさと撮影して、車に戻る様にしないとよろしくないと思った。

だから、前回のエントリーで紹介した、「K-7」での写真を撮りながら、「K200D」でも撮ることにした。


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どちらの方向を向いてもとにかく、真っ白で広大な世界が広がる。



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縦で撮ってももちろん白の世界は広がり続ける。

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こんな環境下で生き続ける植物はスゴイ。


撮れども撮れども、自分がその目で見ている世界を捉える事ができない。

どれだけ撮影意図を思い描いても、それがフレームの中におさまり切らない。

自分の腕がないのはもちろんそうだけれど、それだけじゃないと思った。そこで自分が目にしている光景は数分パシャパシャやって表現出来る様なものではないと感じた。もちろん、“そういうもの”を表現する力、伝えられる写真が撮りたいと思って写真をやってきたし、“それは可能だ”と思っているから、「撮れる様な世界じゃなかったンすよー」とか軽々しくいいわけしたくない。やっぱり、自分に力がないのだと思うけれど、それでも、やっぱり自分がそこで目にして、感じた事、受けた感動を伝えるには相当の何かが必要だと思った。

いつかまた、同じ場所に行きたいと思う。次行く時には、“そういうすべて”を写真にしたい。


一通り撮影が終わると、他の参加者の皆さんはバンの中に居た。相変わらず、「お前町だよ」状態になっていて、バンに走って戻ると、「もうちょい撮って来ていいよ」と言ってくれた。彼らは寒過ぎて車に戻ったけど、いけるなら、せっかくだし撮って来なよ、という暖かい雰囲気を受けて、さらに少しだけ撮影をしていた。

この道は何度も紹介している通り、巨大なトラックが往来する危険な道。普通に考えて歩行者なんか居ないので、トラックは注意すらしていないかも知れない。だから、こうして停車して撮影、風景鑑賞する際は、大きく道から逸れられる場所があるポイントを選んでいる。この「Finger Rock」は夏には観光客がたくさん立ち止まるスポットだから、しっかりした駐車スポットもあって、かなり道から離れていたのだけれど、せっかくだから、道の方まで戻って、道の反対側とかも撮った。

さすがに寒くて、車から数百メートル離れただけで、心細くなった(汗)。もっと遠くに行きたかったけれど、調子に乗って何かあったら恐いし、迷惑すぎるので、バンに戻ろうと思った時、北から全速力のトラックがやって来た。その勇姿が撮りたくて、一番いい感じで撮れそうなスポットを探して走った。はたから見たら、絶対変な子だったと思う。

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それで撮れたのが↑この一枚。個人的にこの「北極圏への旅」でよく撮れたと思うランキングトップ5に入るんじゃないかと思う一枚だ。もしかしたら、実際ココまで辿り着くための道を体感した人じゃないとわからないかも知れないし、あの大きなトラックがそんな危険な道を轟音とともに走り抜ける様を見ていないとわからないかも知れない。でも、もしこの写真から何かを感じ取ってもらえたら、それはボクが写真をやる上で目指したいゴールのひとつだから、載せてみた。

ここで改めて書く事じゃないかも知れないけれど、ボクのゴールは、「自分が体験、経験した世界を写真を通して伝える事」だ。“いい写真”の定義は人それぞれだし、写真を“芸術”と呼ぶのかどうかとか、“デジタル写真”はもはやCGだという話は色々なところで議論されている。だけど、ボクはとにかく、写真というツール、方法を使って、「伝える」ことができたらいいなと思っている。自分の中でうごめくたくさんの想い、感情、情動、情熱、そんな色々を“写真”という形で伝えたくて、それを実現するために、これからもガンバル。


次回、いよいよ、北極圏に到着します!(時間架かり過ぎ!汗)


つづく。。。


*写真はクリックすると大きいサイズがポップアップします。


*RAW proceeded with Photoshop CS4 via Aperture 3.


ココロに響く1枚はございましたでしょうか?ご感想やコメントをいただけると勉強になります。

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by leoism | 2010-09-09 17:34 | Travel Log


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