Top

NATIONAL LEOGRAPHICはこちらに移転しました!!!








[PR] シアトルで撮ろう! - VSP撮影ツアーなら、あなたの夢の撮影旅行が実現します!!(今すぐチェック!

ALASKA - Day 2: Aurora at Mount Aurora Skiland.
前回の夕日を見た(撮影した)後、再び温泉に入って冷えた体を暖め、夜のオーロラ撮影に挑む英気を養った。やっぱりちょっと熱い目の温度が陽が落ちてより冷えた空気との調和で心地よく、温泉から空を見上げてオーロラが見られたら格別だろうな、と思わせた。

Chena hot spring resortにはレストランもあったけれども、夕食はFairbanksの方に帰ってからと思っていたので、温泉でホカホカになって小腹が空いていたけれど、1時間ちょっとかかる帰路に着いた。8時台だけれど、注意深く空を見ながら運転しないといけない。オーロラはいつ出て来てもおかしくないから。

ところで、オーロラというのはどういうものかご存知だろうか?

調子に乗って解説して間違った情報を与えたく無いので、大枠で書くけれど、シンプルに言うと、太陽からの爆風(太陽風)が地球の大気とぶつかって化学作用を起こし、出現する感じだ。FairbanksにあるUniversity of Alaska Fairbanks (アラスカ大学フェアバンクス校)ではそのメカニズムが研究されており、“オーロラ予報”も発信されているけれど、そのアクティビティの予想はとても難しく、予報の多くは宛にならないほどまだまだミステリアスな宇宙の神秘のひとつである。

写真(や動画)で見たことのある方は、オーロラというのは赤かったり青かったり、緑だったり、色々な色で光、カーテンの様にひらひらしていると思っているかも知れない(自分のほぼそのひとりだった)けれど、肉眼でオーロラを見ると白っぽくて雲の様に見える場合が多い。

これもメカニズムの解説的なことを書くと誤解を生む恐れがあるので割愛するけれど、事実、“弱い”オーロラは上記の通り、一見雲と見分けがつかなかった。

こういう場合どうすれば確認出来るかというのは後ほど紹介するけれど、以上の理由から、Fairbanksに戻る途中、北側(自分にとって右側)に空が白く明るくなっている様な部分があるなーと思っていたものの、その下に町か村があって、その町の明かりが雲を少し明るくしているんだろうなーという風に思ってスルーしていたその明るかった“雲と誤認していたもの”が自分にとって初のオーロラだった。

よく考えればわかることだけど、“そんな場所にそこまで空を明るくさせる町/村なんて無かった”わけで、そして10分少々後にその“明るい雲”は消えてなくなったのだ。そう、オーロラはそんなにずーっと同じところに残ってはいないのだ。

そういう事情で最初のオーロラをちゃんと見ることに失敗した後、Fairbanksに戻り、夕食を摂り、夜食をゲット。ガソリンが充分にあることを確認し、車で15分ほど郊外にある、オーロラ待ち用のロッジを提供する場所に向かった。一晩$25/人で暖の取れるロッジで過ごす権利とコーヒーとスナックが提供される施設で、オーロラが出るか出ないかは運次第だけれど、営業終了の午前2時まで出るか出ないかわらないオーロラを寒空の下で待たなくて良い状態を得られるというわけだ。

ここでもまた、ちょっとしたネタの元があったわけだけれど、そろそろ写真も載せておかないと、ということで、そのロッジから撮影した“比較的まともに撮れた”最初のオーロラを載せてみようと思う。
c0080101_1404318.jpg
星雲みたいな一枚だけれど、アクティビティの弱かった中で文字通り“比較的まともに撮れた”一枚だ。





このレベルだと、上記の通り肉眼では“白”に見えている。雲も結構あった夜だったので、「雲が増えて来たなー」という感じにしか視えない。

ではなぜ、写真では緑なのか、という理屈はまたすっとばして、デジタルカメラでは“そんな白い”オーロラでも撮影したら“緑”に写るのだ。つまり、上記のいかにしてオーロラか否かを確認するか、という方法は、“とりあえずデジカメで撮ってみる”ということになる。結果緑が出て来たらそれはオーロラなのだ。
c0080101_1405241.jpg
これも多くの方がイメージされている“カーテンの様な”オーロラとはかけ離れた一枚だと思うけれど、まぎれも無いオーロラだ。

繰り返すけれど、この日は“当たり”では無かった。自分の撮影技術が未熟なイイワケではなくて、自分で言うのもなんだけど、これで結構よく撮れた方だと思うくらい、この日は“待ち損”な日だったのだ。

しかし、この日、合計4時間以上夜空を眺めていたおかげで、例え“白くても”オーロラか雲かの識別は出来る様になったと思う。
c0080101_141722.jpg
最後の方は雲も多くなってきて、オーロラの気配もすごーく薄くなって来て、あまりテンションも持続しなくなってきたけれど、写真を撮るために行ったアラスカではあるものの、この自然の神秘と対話した時間はとても神聖で、多くの意味でプレシャスな時間となった。


ということで、すごい何重にも渦巻いたオーロラを期待されていた方がいらっしゃったとしたら申し訳ないけれど、こんな感じで実質的な初日のアラスカ探検は終了となり、ホテルに戻った。。。。。。と、Fairbanks市街地にさしかかろうという時、街の真上に、ヤマタノオロチの様な巨大でそして肉眼でもはっきり(翡翠の様な)緑色をしたオーロラが!!!

高速道路の上で、寄せられる様なところも無かったし、撮影が出来なかったのだけれど、その巨大さというか、よく写真で見るカーテンの様な形とは全く違う、いくつも頭がある龍(要するにヤマタノオロチ調)の様な、燃え盛る炎の様なオーロラには言葉では表現出来ないほどドキドキさせられた。

悟った、というと変だけど、「あぁ、オーロラというものは、“撮る”ものじゃなくて、“見る”ものなんだな」という感じだった。


次回は3日目のお話に続きます。


Side Story:
この旅では想定外の確率で日本人(集団)と出くわしたのだけれど、温泉地でのツアーバスで充分と思っていたら、実はこのロッジに着いたら、ツアーご一行様が先にいらっしゃったのだ。自分は英語で書かれた同所のウェブサイトを元に英語で問い合わせし、自分の足でそこに向かったので、まさか行った先でご一緒するのが日本人“だけ”になるとは思っていなかったのでかなり驚いた。

同所には地元民のお兄ちゃんがバイトで働いていたのだけど、彼曰く彼の2年という同所での職歴の中で英語を話す人、というかアメリカから来たアメリカ人?は9人目だとか。2年働いて9人!!なんという!後々調べてみてわかることだけど、JALがチャーター便をやっていて、日本から多くの観光客をバンバン連れて来るのだ。

アラスカに行く前に友達にアラスカに行くと言ったら「え、冬に?何しに?仕事?」という反応が殆どだった時点で気づいておくべきだった。日本で育ったボクにとって、“アラスカでオーロラ”というのは夢の旅行のひとつとしてとても普通であるのに対して、アメリカ人にとってそれは同じ価値の無いことなのだ。国内旅行で気軽に行けるはずなのに、アラスカは冬は(日本からの観光客を除いて)文字通り“冬”なのだ。夏に行く場所、それがアラスカ。アメリカではそういうことになっている。



つづく。。。

*写真はクリックすると大きいサイズがポップアップします。


1) [ K-7 + DA16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM: 16mm, 25sec, f2.8, 0.3EV, ISO400, AWB, HyM mode, SR off, RAW, w/tripod ]
2) [ K-7 + DA16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM: 16mm, 30sec, f2.8, 0.3EV, ISO500, AWB, HyM mode, SR off, RAW, w/tripod ]
3) [ K-7 + DA16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM: 16mm, 30sec, f2.8, 0.3EV, ISO640, AWB, HyM mode, SR off, RAW, w/tripod ]

*RAW proceeded with Aperture 3.


ココロに響く1枚はございましたでしょうか?ご感想やコメントをいただけると勉強になります。

Follow me on Twitter!
パーソナルサイトのLEOiSM!の方も覗いてみて下さい!


[PR]
by leoism | 2010-04-23 22:50 | Travel Log


<< ALASKA - Day 3:... ALASKA - Day 2:... >>