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San Francisco - Day 4 - : SFMoMA II.
SFMoMAの展示の一部、建物を中心にお伝えした前回につづいて、今回は、その中で、特設(期間)展示として行われていた、「PHOTOGRAPHY NOW - CHINA JAPAN KOREA -」という展示と、数多くの著名人のポートレート撮影や、ファッションフォトグラファーとして有名な、『Richard Avedon』(リチャード・アヴェドン)の展示会の様子を紹介したいと思う。

まず最初に立ち寄ったのがこちら。

c0080101_9484633.jpg「写真の今 - 中国 日本 韓国-」という展示だ。

日中韓の写真家による20世紀〜21世紀の写真が展示させられていた。

日本からは、アラーキーこと荒木経惟氏や、"画面のセンターに水平線を置いた海のシリーズ" の山崎博氏などの写真が展示されていた。

写真の写真を撮るのはなんだか変なので、あまり写真は撮っていない。

しかし、数々のフォトグラファーの写真を見るのは楽しく、特に山崎氏の『The Sun is Longing for the Sea』の前では、

「How did he do this??」(これはどう撮ったんだ??)

という議論を交わす人がたくさんいて、一緒になって、どうやって撮ったんだろう??と思考を馳せたが、デジタル前提の写真から写真世界に入って来たボクなんかには絶対想像つかないような、創造性やアイディアを持ったフォトグラファーはたくさんいて、自分の中に眠る世界をいかにして表現しようか、と闘って来たんだろうな、と感じた。

c0080101_15154070.jpg
『The Sun is Longing for the Sea, 1978, printed 2000』




RAWで撮って、Photoshopに出して、ちょこちょこマウスを弄りながら“仕上げる”という作業が、いつからか流れ作業の様になって来て、特にブログ用の写真なんて、どうせ見る人によってモニターが違うんだし、と思って、JPEG撮って出しの画像を自動補正+ちょっとだけ弄ってクレジットスタンプして、「ホイ」、ということがルーティンになっちゃっている感がある最近だから、この刺激を活かして、もっともっと広い視野と感性に素直に呼応した一枚を撮りたいな、と思った。

ちなみに、こんな一枚もあった。
c0080101_954173.jpg
今は難波パークスやヤマダ電機が建っている場所にあった、大阪球場の、「Before and After」。

どう見たって、野球場の中に住宅展示場があるのは、面白いよね(笑)

でも、大阪人だったら当然知ってることだったこの状態も、それ以外の人が見たら、「なんで球場の中に、“家”が建ってるの?」って思うだろうし、実際、会場に居た人は、「これ、何?住んでるの?ここ?」とコメントしていたから、よっぽど、「展示場です」って弁明して回ろうかと思ったけれど、そういう「何だ?」というのもこういう場所の楽しみの1つだから、そっとしておいた。

大阪の人がみんな変な人って思われたかもしれないけど、まぁ仕方ない。

普段は意識して見ることも少ない、中国、韓国のフォトグラファーの作品も見て、何となく、それぞれの傾向ってあるもんだなーと思いながら、つづきにあった、欧州圏の写真家の展示を見て、やっぱり、その国民性とか文化的背景というのは、写真に深く刻まれているんだな、と感じた。


続いて、『Richard Avedon』の特別展示だ。

このSFMoMAはこの日、たまたま無料開放していたのだけれど、ここに入るのだけ、$5先に払っておく必要があった。正直ファッションフォトに関してあまり詳しく無いので、こういう展示があったことを先に知っていたわけじゃなかったのだけれど、写真を習ったことがある人なら誰でも一度は聞いたことのある名前だ、入り口で払う入場料はすぐに払って、上階にある展示を心待ちにしながら、下階の展示を回っていたので、すこしワクワクしながら、展示室に入った。
c0080101_954268.jpg
入り口前のでっかい看板。有名な象と女優の写真。ファッションフォトとして、革命的な一枚だ。

中には多数のポートレート写真が並んでいた。

有名俳優やスポーツ選手、政界人、同業者(フォトグラファー)などたくさんの著名人、有名人のポートレートだから、アメリカ人が多くても、知った顔が殆どだ。

さすが、その分野で最高の評価を得る達人だ。

ボクなんかが拙い文章で説明しようの無い深さがある。

その被写体の個性というか、その人のアイデンティティを引っ張り出す様な写真。

勿論その人たちにボクは会ったことも生で見たことも無いのに、その人を知っていると感じさせる様な、そして、今にもボクに向かって、何かを語り出しそうな、そんなポートレートの数々に、本当に、ちょっと、ドキドキした。

写真にはこんな力があるんだ、と3年以上も写真を撮って来て、初めて知ったかもしれない、というくらい、オーラのある、すごい写真たちだった。

自分が風景写真を中心にやっているという理由で、これまでは同分野の写真はたくさん見て来たし、油絵を描く都合から、美術館でも油絵はたくさん見て来たし、感じたものも多々あった。けれど、自分が特別力を入れてやっていない、興味もそこまでないかも、という理由だけで、対して注目してこなかったポートレート写真という世界にこれだけ心が動かされるとは、正直思いもしなかった。

それに気がついた時、感動した。

だけど、同時に、自分にすごく失望した。

全くもって予想も想定もしていなかった場所で、こんな出会いがあるとは。

旅行もしてみるもんだ。

この出会いが今後のボクの写真ライフにどのような影響力を持って来るのかは、未知数だ。だけれど、この展示会を見られてすごく良かったし、それらの写真から受け取ったパワーを是非にとも今後何らかの形に変えていきたいと思った。


つづく。。。

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Richard Avedon Foundation
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by leoism | 2009-10-18 15:47 | Art, Architecture


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