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It's Not What You Use.
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ボクは、写真は機材ではない、と考えています。

もちろん、自分が撮りたい物がある時に、ニーズに応えてくれるカメラは欲しいですし、高いカメラ、新しいカメラの方がそれに応えてくれる可能性は高いでしょう。ボクだって、2、3万円のコンパクトカメラでは、物足らなくなり、要求を満たしてもらいたくて、デジイチに移行しましたし、ハイスペックなカメラには常に興味深々です。

しかし、だからといって、例えば数十万円するフルサイズ機にこれまた数十万円する大砲を備えているカメラマンが、必ずしも良い写真を撮るとは限らないわけで、逆にコンデジで撮った写真にココロ動かされたり、30年前に撮られた写真に感動したりするのが現実です。

なぜこんな話題を持ち出したかというと、前回紹介した企画のひとつ、"Timoos Project ß"、「これぞ、わたしの1枚」という企画で、対象年齢を“出来れば20代”とした事に関してコメントがあり、それにお答えするためです。

うんぬんかんぬんに移る前に、まず、以下の何枚かをご覧下さい。





以上、全て2005年の夏に撮影した物です。もちろん、一眼じゃないです。

自分の写真を客観的に評価するというのはとても難しい事ですが、これらの写真はとても素晴らしい物だと思っています。

もちろん、今持っている機材で同じ場所、同じ時間に居られたならば、これらとは全く違う物を撮影する事ができると思います。4年経って自身の感性も変わっているだとうと思います。しかし、同時に思うのは、今の機材、今の自分で、これらと同じ物を撮る事は、不可能だろうな、という事なのです。



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ここは、オレゴンコーストという、西海岸で最も美しい海岸線が広がるといわれる場所です。オレゴン州は、シアトルのあるワシントン州とサンフランシスコやロサンゼルスのあるカリフォルニアの間にありますが、南北に延々と続くこの海岸線は、本当に素晴らしかったです。

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車で北上しながら、刻一刻と変化し続ける空の色を楽しみながら辿り着いた海岸で、驚くほど静かな日没の時を体験しました。

ボクは夢中でその小さなカメラのシャッターを切りましたが、その人生観すら変わってしまいそうな空間を感じたくて、写真を撮るという行為と、それを感じているという行為の間で葛藤していました。ボクのマジックアワー好きはこの時スイッチを入れられたわけですが、本当に世界観が変わる、そういう体験でした。

写真は“写心”と書かれる事がありますよね。ココロを写す。その通りだと思います。

心理学の世界でも、“投影”などという用語で、自分自身を何かに映し出すという現象を説明する事がありますが、写真には、撮影者の様々なものが写し出されると思います。

ボクが、これらの写真が自己評価としても大好きなのは、この時に感じていた様々な感情や、その時の体験がぎゅっと詰まっているからだと思います。もちろん、自己評価ですので、写真に引き金を引かれて、当時の思い出が脳裏に広がる、という効果が評価を高めるという事もあると思いますが、ボクはこれらの写真は胸を張って紹介できる写真たちだと思います。


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ということで、前置き(?)が長くなりましたが、ボクは、基本的に、写真は機材では無いと考えています。しかし、多くの写真愛好家はよりよい機材を求めます。自分自身もそういう部分があるので、認めるしかありません。

しかし、機材は高価です。よって、写真趣味というのは、多くの場合、それなりの年齢、ステータス(定職?)のある方々が楽しみ易いものだと思います。写真愛好家が中年期以降の年代から多くなるのはそのためだと思います。

さらに、本当の意味での“良い写真”を撮るには、年輪が大きく関わって来る様に思います。つまり、人生経験というものが“良い写真”を生む重要要素なのだと考えています。それはつまり、人生まだまだ始めたばかりという若い人には、本当の意味での“良い写真”はまだ早い、という事です。

先ほども言及しました通り、写真は撮影者を写し出す鏡です。だからこそ、年輪の浅い若者たちの写真には“厚み”が感じられない場合が多いのだと思います。

ただし、今回紹介した写真の様に、例えば、人生観の変わる様な場面に遭遇する、など、ある特殊な体験・経験によって、その要素を補完できるというケースもあると思います。ボクが、まだ20代前半だった頃に小さなカメラで撮影したこの写真に“厚み”や“深さ”を感じるのはそのわずかな時間での経験が人生何年分もの厚みと深さがあったからなんだと思うのです。

“良い写真”に出会うためには、高価なカメラ、そして、たくさんの人生経験が求められます。しかし、若い人、写真歴の浅い人でも、“良い写真”に出会う権利はあります。また、そのポテンシャルは万人等しく持ち合わせていると思うのです。

これが今回の企画をやってみようと思った動機です。

機材を一眼レフに指定した点は上記と矛盾する様に見えるので、この点はまた改めて理由を説明しますが、とにかく、以上の様な個人的基礎理念から、写真歴が浅く、年齢もボクに近いという方の渾身の一枚というのを集めたいと、単純にそう思ったのです。


非常に長くなってしまいましたね。色々うんぬんかんぬんが長い人間ですみません。

とにかく、でも、そういうコトなので、できるだけ多くの有志に賛同してもらいたいな、と思っておりますので、ご質問があればどんどんお願いします。
今後、すこしずつ募集要項を詳細可して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。


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それにしても、本当に美しい場所でした。今年の夏、また行ってみる予定です。



この他にもいくつかコンデジで撮った写真を載せてます。こちらからチェックしてみて下さい!


*写真はクリックすると大きいサイズがポップアップします。



*All taken with CASIO EX-Z750; Retouched and Resized with MacBook + Photoshop CS4


ココロに響く1枚はございましたでしょうか?よかったら、コメントを残してっていただけると嬉しいです*

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by leoism | 2009-06-09 22:46 | Scenery


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