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What You Can See Is Not All It's There
大量のL.A.写真を整理、掲載で忙しかったというか、新しい写真が増えるとあっぷあっぷになるから、という理由で2週間くらい撮影を自重して来た。

桜とか、近所に咲く花を撮りに出ようかなーと思ったりするのだけど、実は最近、少し撮影が楽しく無い。
正確には、思っているイメージの写真を撮れないから、やる気が出ない、という感じだろうか。

わかっているのは、自分の中で「こういう感じ!」とイメージする画がハイレベルになってきているということ。
つまり、仕上がりに帯する要求が厳しくなって来ているということ。

桜も、普通にキレイに咲いているのだけど、その桜を見て、パッと沸いてくる、「こう撮りたい!」というイメージがその場ですんなり撮れる感じじゃなくて、無難な撮影を続けるよりもスッパリ止めてしまおうって気分になる。

そういうイメージが沸いてくる様になった事は成長だと思うし、イイコトだと思う。そして、イメージ通りの画が撮れた時の喜びはそれこそ『ハンパねぇ!』なんだけど、そこへの行き方すらわからない時の寂しさも相当だ。

What You Can See Is Not All It\'s There_c0080101_16501649.jpg
この1枚はいわゆる『HDR加工』によってダイナミックレンジを大幅に広げた事で表現される1枚。

地元の憩いの地、Green Lakeという一周4kmほどの池を囲む公園で撮影したものだけど、最初撮った時、「これは、いいのが撮れた!」と自己満足感が満たされたのだけど、印刷やパソコンでの加工を繰り返していると、「何か違う」と思ってしまって、手前の方の明るさが足りない事をカバーする目的で『HDR加工』を施してみたのだけど、結局いまいち思い通りにならなかった。

とはいえ、ネイチャーフォトを修業する1年にしようと思っている2009年、デジタルフォト特有のこういった加工もどんどん覚えて、表現力の幅を広げていければいいなと思ってる。

いつの日か、見る人のココロを動かす1枚を撮れる日が来ることを信じて!


[ K200D + SIGMA 10-20mm EX DC: 10mm, 1.6sec, f5.6, 0.0EV, ISO100, AWB, M mode, SR off, w/tripod ]

*Original photo taken in 6 mega with fine sharpness +4, custom color=Miyabi.
HDR image generated with Photomatix Pro 3. (Retouched and Resized with MacBook + Photoshop CS4)


ココロに響く1枚はございましたでしょうか?よかったら、コメントを残してっていただけると嬉しいです*

色んな写真ブログ
by leoism | 2009-04-11 23:26 | Scenery


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